仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
The Professional Salarymen
略してプロサラの阿部です。
今日も一つYahooニュースをプロサラの視点でお届けします。
本日にYahooニュースはこちら!
headlines.yahoo.co.jp
端的に要約しますと、
- 一般社員級に関しては、転職で賃金アップを図れるかは書いていない。
- マネージャー、エグゼクティブの転職は高待遇で転職出来る可能性ある
- マネージャー、エグゼクティブも年収アップを図るのであれば、あらかじめ給与の条件提示が高いところを狙うべきである。低いところで給与交渉しても、あまり良いことはない
と、ワタクシは理解しました。
さて、
転職時に年収アップを図る
事に関しては、当ブログでも何度かお話しさせて頂いていますが、結論から申し上げれば、
記事で仰る通り
だと認識しています。
エグゼクティブの人が当ブログをご覧になることは、まあないでしょうから、ワタクシを含めた一般社員、若しくはマネージャーと言っても日本社会の課長・部長クラスの年収アップに関してお話しさせて頂きます。
転職時で年収120%!
転職で年収アップ!
というエージェントや転職サイトの広告を見ます。
が、
転職時の基本は給与はスライド
と考えておいた方が良いです。
現社で年収400万の方が500万、600万に成る方は稀
です。
なぜなれば、
我々一般サラリーマン・ウーマンは、言い方は悪いですが取り替えがきく労働力
ですから
採用する企業も現社でもらっている給料以上の給料を支払う根拠がない
という事になります。
それに、
一派社員クラスの平均給与は、日本の場合は年齢と職制、会社規模で粗方わかってきます。
ですから、
今もらっている給料が日本社会において、年齢・職制・会社規模で平均的であれば、転職時に年収アップが叶うことはあまりない
という事です。
これは
日本社会は、個々の能力はあまり給与に反映されない
という事も表しています。
せいぜいボーナスで若干の傾斜がかかるくらいでしょう。
では、我々一般社員であるサラリーマン・ウーマンが転職時に給与アップを図れる時はどんな時か?
例えば
現社での給与が、年齢・職制・会社規模で平均を大きく下回っている場合
中小企業から大企業に転職した時
イケイケのベンチャーに転職した時
そして
現社では埋もれていた、若しくは評価されなかった才能や技術、スキルが評価された時
などです。
自分はこんなに仕事をしている
こんなに仕事が出来る
だから転職すればもっと給与が上がるはずだ!
と思っている貴方。
世の中には我々より優秀で低賃金で働いている人はゴマンといる
先ずはこの現実を認識しなくてはなりません。
転職市場に出れば、そんな人たちと椅子取りゲームをしなくてはならないのです。
特殊能力やレアなキャリアなどがあれば別ですが、今の会社の製品を何個打ったととしても、今の会社で何人採用面接をこなしても、今の会社でどれだけ早く帳簿を締められても、
素晴らしい実績ですね!
と、面接官は言うでしょうが、それは採用における点数にはなっても、給与交渉の材料にならないと思った方が良いです。
なぜなら、
それらの実績を新しく会社でも発揮できる保証はないですし、新しい会社には我々以上のスキル・キャリアを持つ人がいるかもしれない。それに、転職者に対する予算もありますし、何より
会社の賃金テーブルを一般社員の採用のために変更したり、特例を認める事を会社は是としない
なので、我々一般社員が年収アップを第一目的に転職をするのであれば、
- 採用条件の年齢、職制、会社規模が自分の条件とあっていて、かつ、今よりも給料が高い条件を予め提示してくれているところだけを狙う
マネージャー・エグゼクティブが転職時に給与アップを図るのと同じですね。
それから
自分の市場価値を知っておく
これがとても大事です。
自分の市場価値は条件を入力すれば教えてくれるネットサービスもありますし、
転職エージェントに相談しても教えてくれるでしょう。
安易に年収が高い条件の会社に転職したら、
- ウソをつかれた
- 能力が十分でないと試用期間で雇い止めされた
- あまりの激務でもう辞めたい
などが、起こりかねません。
給与に不満がある方もご相談下さい。
coconala.com
今日もお読み頂きありがとうございました!
以上、仕事が合わない、会社が合わない、スキルを磨きたい、キャリアを上げたい!
そんなサラリーマン・ウーマン達のコンサルタント
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略してプロサラの阿部でした!